2010年3月30日

イギリスなどではまず。軽症の「うつ病」や「不安障害」には心理療法で対応する、なるべく抗うつ薬は使用しないという方向になっています。やはり私が35年以上の現場での臨床経験を通してみても、イギリスの方向は医学的にも、経営学的にも非常に示唆的であると思われます。とくに産業の心理臨床としては、筆者が著「ビジネススクールで教えるメンタルヘルスマネジメント入門」で述べている「適応アプローチ」と「医学アプローチ」を両輪として勧めなければ効果は出ないと思います。「うつ病」で苦しんでいる社員に企画書を出せといっても頭が回らず、益々苦しみの中においやってしまいます。このような方には「疾病モデル」服薬と休業が不可欠でしょう。一方「職場の仕事や人間関係」が嫌で、会社に行きたくない人に、一生懸命「非定型うつ病」か「適応障害」かの論議をしてもどうでしょうか。「会社の行きたくない病」なのですから、その理由を聞いて適切に対処するカウンセリングアプローチが効果があります。
私たちは、「実証的」ということを基本に仕事を勧めています。日本鋼管病院時代からの多くの一部上場、日本でもトップの大企業、成長ベンチャー企業様と20年以上仕事をさせていただいております。やはり実質的な効果をご確認いただき契約を続けさせていただいております。実証的効果があるかどうかが「モデル」の価値を示します。ご参照くださいませ。