2010年4月9日

非定型うつ病やデスチミア型うつ病、未熟型うつ病が増加していると言われています。本当でしょうかという質問をよく受けます。これについても考えて行きましょうね。ストレス学会などでの論議を見てみると、明らかに増えているという意見があります。しかし、もう一方では「非定型うつ病」の診断について疑問を投げかけている専門家も少なくありません。操作的「うつ病診断」の大前提となる「抑うつ気分」と「喜び、関心の低下」が、無くても「うつ病」であるのは疑問だという意見です。実態として増加しているのか、そうでないのかは基本的調査データがありませんからわかりません。しかし、産業領域で仕事をしてきた私から見ると「非定型うつ病」的なクライエントの方は非常に多かったのです。診断方法と環境の変化がミックスされたものかな・・・とも思っています。