2010年7月29日

●現場の実態に合ったラインケアを

企業の規模、職種、歴史、文化等々にあった方法でなければメンタルへルスは成功しません。組織を日本家屋に例えると、制度や人事は柱や敷居になり、そこで働く従業員はふすまや戸・障子に例えられます。柱や敷居がゆがんでも、大工さんは柱や敷居をなおさずに戸・障子のほうを削ります。この柱や敷居や鴨居に相当するものが、HRMやLDです。戸・障子が古くなって多少建てつけが悪くても、大工さんは柱や鴨居の歪みを直さず、戸、障子を削ります。なぜならば、戸、障子に合わせて一つの柱だけをなおせば家全体にゆがみが来ます。ハイパーチェンジで環境が大きく変化している時代です。HRMやLDも、この変化に適合するようにしなければならないのですが、こちらは中長期的**に取り組むべき課題となります。一方、個人が行うセルフケアは、私たち個人が今すぐできる短期的課題となります。当面は障子を私たち自身とたとえ、セルフケアでコントロールしてうまく適応していくことが求められます。