総合心理教育研究所

佐藤隆の特別講座

SPECIAL COURSE

虚血性心疾患(タイプAビヘイビア)

虚血性心疾患(タイプAビヘイビア)
かつて猛烈サラリーマンとよばれた。ストレスを好む傾向といわれ様々な研究が行われた。中間管理職が狭心症や心筋梗塞などの「虚血性心疾患」になる人が多い。心臓の冠動脈が動脈硬化によって起こる。経営者やエリートビジネスマンの過度の緊張状態が交感神経系を刺激し、内分泌、新陳代謝、心臓血管などに影響し疾患になると考えられている。アメリカの心臓外科医のフリードマンとローゼマンは、虚血性心疾患患者の行動パターンを「タイプAビヘイビア」と呼んでいる。性急な行動、競争心、エネルギッシュ、責任感などの特徴を示す。ゆったりとした人に比べ、緊張によるアドレナリン・コルチゾールが分泌され血圧が上昇する。生活習慣により、心疾患の相対的危険率は2倍といわれている。特にストレスコーピングとして自律訓練法等によるリラックスが効果的である。性格及び精神的ストレスが原因と考えられる。心身の不調ととの関係が強いといわれて体験しているストレスへの情動反応に気づくことができない、さらに感情を言語化できない状況をアレキシアイミア(失感情症)といいます。

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