フロイト、ユング、アドラー心理学に学ぶ。
①フロイトは人間は過去に影響されると考える、アドラーは未来への意志に影響されると考えた。
②フロイトは無意識が心を支配すると考える、アドラーは事実をどのように解釈するかにより支配されると考えた。
③フロイトは無意識下の自我や超自我、さらに本能が行動に影響を与えると考えた、アドラーはサングラスに相当する認知が感情に、行動に影響を与えると考えた。赤いサングラスをかけると白い猫でも赤い猫と認知する。アドラーが指摘するのは我々は自分が心のサングラスをかけていることすら知らないという。
④フロイトは無意識下の心の欲望を洞察したときに悩みは解消されると考えた。アドラーは事実と解釈が入り乱れたとき悩みが増すと考えた。スカイツリーは日本一のタワーだというのは事実だ。スカイツリーは日本一美しいというのは解釈だ。解釈は事実ではない。この混同が悩みとなると考えた。
⑤フロイトは過去に遡り、無意識下の精神を分析することが重要と考えた。アドラーは過去の原因追求は、現在をしばり、勇気をなくさせ、環境の被害者感を強化すると考えた。
⑥フロイトは無意識下で心を支配するリビドーを分析し、アドラーは、未来の目標への意思を強く持つ、勇気を持つことが重要と考えた。