総合心理教育研究所

佐藤隆の特別講座

SPECIAL COURSE

コミュニケーション障害

コミュニケーション障害
通常、出生後約1年で言葉をし、2~3歳頃になると会話をするが、これが3~4歳に達しても言葉の発達がない時は言語障害や構音(こうおん)障害(しょうがい)を検討しなければならない。前者は神経系の障害による言語発達遅滞や失語症などで、後者は構音障害や吃音(きつおん)などである。構音障害は、特定の音が正しく出ず 、それが継続しているもので 、器質的と機能的構音障害がある。前者は脳性麻痺や口蓋裂(こうがいれつ)などで、後者は器質的障害がないものをいう。また、発声の異常によることがある。子どもは口腔の高さが低いため、舌が回らず、おサラをおチャラと呼んだりする。その他、心の問題による言葉の発達障害として緘黙症(かんもくしょう)がある。

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