いつも自己効力感、プライドを傷つけない
発達障害の特徴として曖昧な表現を解釈することや暗黙の了解を感じ取ることが苦手という特徴があります。心理学ではうまくやっていける予期ような思いを自己効力感といいます。ですから自己効力感(セルフ・エフェカシー)やプライドを傷つけない指示が重要です。例えば支持を忘れた部下には具体的な仕事内容をリスト化、マニュアル化する。複数の指示をせず、一つずつ指示を出すこと。曖昧な表現を避け具体的に指示する。やってよい場所/時、悪い場所/時とその理由を伝える。早く仕事を進めてくださいではなくて今日の17時にまでにやってください。というように。良い行動に関してはその内容と理由を具体的に伝えて事実を認めてあげる。
自己効力感のバンデユーラは「他社の行動をまねるモデリング」を提唱しました。わかりやすく伝える「ついていきたくなるリーダーシップ」も発達障害の人と職場でうまくやっていくには重要です。
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