今や、ありそうでないのが「男女の出会い」である。
意外とエリート層に多い。
なぜならば「多忙」な人が多いからだ。
そこで頼りになるのが「婚活」である。
例えば花の独身29歳「仕事の鬼のヤマちゃん」も、今月の婚活の目標、10回!頑張ろうなどと自己啓発しながら、キャベジンや太田胃散などをのみながらオペレーションしているのです。
しかし、この「婚活」の成否は、じつに仕切り屋のマネジメント能力というか「気くばり」あるいは「気ばたらき」「配慮」というものによって左右されてしまうものなのです。
「やっぱりあのやり方じゃなぁ・・・・・」と心ひそかに参加者に思われるようではすでに落第なのである。
じつに、この仕切り屋に抜擢された方は
- ハイエナ
- 小悪党
- 苦節10年
- 艱難辛苦
- 田中角栄
- 栄枯盛衰
- 実話㊙情報
- アエラ
- 真実一路
- 近代会計学
- 東京たべ歩記
- マイク中毒治療法
- かっぱ寿司のうにの値段
- わたみ
- 大量仕入
- しゃこ
- カッパ巻き
- たまごやき
- カンパイ
といったもろもろの情報を幅広く理解し、かつ臨機応変に適応させていく能力がなければ名幹事とはいえないのであります。
宴会やコンパでは、必ず一人や二人、定刻を過ぎたあたりで「どうも、どうも、どうも、こんばんは」と遅刻常習迷惑族などがいるものです。
でもなんとなく幹事の少しひきつったセレモニーの司会の言葉に、人々は腹の中では遅れやがってこのバカと思いつつも、仲良く、和という雰囲気で心許してしまうものです。が、このようになごんだみんなの輪、明るく楽しい婚活も、皿もり寿司が出てくると、人々は暗黙のうちに宣戦布告武闘派的になってしまうのです。
涙の目標管理。今年こそ「うに寿司2個獲得」と達成目標をたてても、すぐには「うに寿司」には手を出さず、となりの「イカ寿司」などを食べる。なかなかいきなり、スパッと「うに寿司」にいく人は少ないのである。「あっ、うにあったの」という顔をしつつ、しかたなく残った、うに寿司を食べるという自己防衛的囲碁将棋的作戦を無意識のうちにしてしまうものなのです。
つまり、人間の精神と言うものは、心のひそかなる願望があり、やがてそれが意識化され「おれは、このようにしたい」という目標を設定する。そして、手段を考え、実行にうつし、世間の評価を気にしつつ、己の自己満足度と比較考量していくものなのです。
ところで、あなたの今年の目標管理、達成度は順調かな。
おれは、おれで、なんとか来年は、うに寿司3個を男涙の目標管理としたいのです。