ストレス快笑? 50の知恵シリーズ(4) クラミドザウルス・キンギーにおける精神分析的考察

昔エリマキトカゲのCMが大好評であった。かなりの前の話だから、今覚えている人は少ないかもしれない。しかしノスタルジーがあり、フッと同情心を覚える人もしるかもしれない。なぜか。かつて人気をかっさらったこのエリマキトカゲブームを、私心を入れず冷静で科学的な分析を試みる。何をいまさらと思いの人もいるかもしれない。だれも考えないようなことを考えるからいいのだ。なぜ、いまさらエリマキトカゲなのかというと・・・。次の分析を発見したからである。

分析1、エリマキトカゲの学名は”クラミドザウルス・キンギー”なのだ。
つまり、いかめしい本名はあるのだが、エリマキトカゲという呼称は、呼びやすく親しみをこめて本名「山岸さん」が親しみをこめて、本人の気持ちは嫌がっていても〞ヤマちゃん〞などと呼ばれているようなものである。
従って、ヤマちゃんとエリマキトカゲの間には何らかの共通性が存在する。

分析2、エリマキトカゲの逃げる速度は時速八キロである。
敵に対して、エリマキを広げてみせても「ウン、もう勝ち目がない」と判断した時は、素直にガニ股スタイルで転進するわけである。
少し強引な例え話をこじつけてみると、相模原あるいは町田、京浜久里浜方面の人で恰幅のいい中年男性が、自転車に乗って途中まで通勤するのと似ているのである。その時の後姿が、エリマキトカゲのスタコラサッサと「自転車ガニ股コギコギ」と類似性があるということになる。

分析3、エリマキトカゲは、カブトムシ、バッタ、クモなどが主食である。見かけによらず歯とアゴが強くカミツク力はすごい。
しかも、自分よりデッカク、強い奴にカミツクのである。
ここら辺が「さわらぬ神に祟りなし」的に生きている現代人は、エリマキトカゲのファイトに己自身を見て、忘れていた強い共感を脳に想起するのであるまいか。

分析4、エリマキの直径は15~25センチである。
フリルのついたエリをパアッと広げる。
どうだぁと言って、相手にムムムムムッカナワナイ……と心から信じ込ませるのである。
例えば、六本木のカフェバーに入って「愛車はBMW」と口走りつつキャメルかダンヒルあるいはマルボロ・ジタンのいずれかに火をつけたとしたらかなりエリマキ的である。しかし、今は禁煙ブームで、このような姿は「絶滅的自称セレブ族」になりつつあるが。どうだろうか。また、草食系男子が、背広を着て、予算時のエリート財務官僚の定番のごとく紫のフロシキつつみを持って歩くなどというのもエリマキトカゲ的であると考えられる。

分析5、エリマキトカゲ的男女は礼儀正しく、律義のおじぎをしあう。なぜならばエリマキトカゲは、今はマスコミからすっかり遠ざかっているが、なにしろ「自尊心」が強い。やっぱり一世を風びした「スーパーヒロー」だから。廊下ですれちがっても、なるべくよけいな神経を使うのはよせと「プイッ」なんて横ツラをむけるようなことは人間(エリマキトカゲの恥)の恥と強く思っているのである。人がなんと言うと「おれは、力の限りやったんだ」という自負がある。だからこそ礼節を知っている。だからこそ、心情的に深くエリマキトカゲに傾倒していくのである。

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