グロービス経営大学院の「リーダーシップとメンタルヘルス」の授業終了後の雑談で良く起きる話題が「なぜ、ハードワークでも心が折れない人がいるのか?」である。
日本のメンタルヘルスは「心の病」を中心に進められてきたので、打ち勝つ方の研究はメンタルヘルスでは最近の話題である。
代表的なものが「レジリエンス研究」である。
科学的に逆境や困難に打ち勝つ方法の研究のことである。
わが国では、なぜ「おちこむのか」といった、ネガティブ要因の研究はされてきたが、欧米と異なりポジティブ要因の研究はされてこなかった。
心が折れない人の特徴はハーデネスと言われていて、いつも安定した感情のコントロールができる人だ。その特徴は
- ハードワークを楽しんでいる。
- ネガティブ感情に対するコーピングがしっかりできている。
- マインドフルネスをしている。
- マインドワンダリングに対処できている。
いい。気晴らしが効果的であるのはこのような理由だ。