「同期の桜」は唄わせない

大震災後、鹿児島南さつま(加世田)市にてメンタルヘルスのお手伝いをさせて頂いた。その折、職員の方が万世特攻平和祈念館に案内してくれた。身を隠すように松林の中に基地があった。出張する前夜に泊まった三角兵舎もあった。

新春に偶然東京駅の本屋でこの本を手にした。元特攻兵苗村七郎氏の万世特攻についての本であった。17歳の子犬を抱いた荒木伍長少年特攻兵の所属する第7振武隊の方々もご両親への報恩と残された妻子への万感の思いを胸に万世を後にした。沖縄の空で戦った若き特攻隊員の思いに心を向けた時、授業の後の居酒屋で、AKBの「恋するフォーチュンクッキー」は口ずさんでも、「同期の桜」は唄えない。

仙台校のメンタルヘルス授業のため、東北新幹線はやぶさ100系の中にて執筆。

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