簡単に思索したい。日曜日の朝、人間関係とは何かをモーニング珈琲と共に考察する。人と間と書いて人間。間とは何だろう。武道では間合いとう。あまり近いとショウペンハウエルの云う山嵐ジレンマとなり、お互いに傷つけてしまう。愛憎は隣合わせだ。遠過ぎると孤独感が増す。心理学では、程良いお互い高めあう距離をプロパーデスタンスという。しかし私達にはもう一つ心理学で云う、根拠の無い思い込みであるスキーマがある。自己に対するスキーマと他者に対するスキーマだ。この思い込みや時々、誤解や偏見をうむ。突然ダジャレになる。人と人の間にある距離、すき間をどうするかを考える。つまり心のすき間に巣うくうスキーマをとっていけるかどうかが人間関係推進では重要になる。
佐藤 隆