成功している銀座のママの本を読んだ。気遣いの一つに、お客様と街であっても、お客様の方から声を掛けられるまで、決して声をかけないと聞いた。公的時間、私的時間を混同してならないという。

よく会社訪問すると、昔のクライエント様にお会いすることがある。お互いに苦難のカウンセリングを乗り越えているので、つい「〇〇さん、お元気になられましたね」と声をかけそうになる。しかし、守秘義務があり、こちらからは決して声をかけない。臨床心理士は、臨床場面以外は決して表に出てはいけないサポータであると認識している。