人の心をいやすのは容易ではありません。この震災に伴い、PTSDが、とくに1か月以内に症状の出ている人をASDといいます。急性のストレス障害です。わかりやすく言うと「急性とりみだし反応」と、日本鋼管病院時代はいっていました。すでにこの方々に対しても「心理療法」を展開しています。症状としては不眠、中途覚醒、早朝覚醒、物が倒れ、閉じ込められるような恐怖の再現の不安です。THQやその他のアセスメントも使用しています。さらに言うまでもありませんが基本的なケアは当然受けてもらっています。やっぱり簡単ではありません。いろいろ工夫してともに手を携えて行きます。