スチューデント・アパシー
大学生に見られる学業上の無気力、無感動、無関心を特徴とする引きこもりをいう。1978年にウォルターズ(Walters, A.) がスチューデント・アパシーと呼び、1978年に名古屋大学の笠原が今までの神経症と異なる新しい神経症として「退却神経症」と名づけた。優秀な学生が大学での友人との競争により自ら劣ることを認めざるを得ず、それが受け入れがたく、回避し、退却し、アルバイトやサークルは続けている状態。自発的相談はあまりない。