PTSD心的外傷後ストレス障害のリスクは、阪神淡路大震災や今回の東北太平洋地震で被災体験の方もそのリスクを持つ。被災された方々のみならず救助の方々も同様のリスクにさらされる。このPTSDを少しでも予防する方法にデフュージングdefusingがある。たとえば事故・災害に遭遇した消防隊員、自衛隊員が、その体験をすぐに自由に語り発散すること。アメリカでは12時間から72時間以内がよいと言われている。事故・災害への直面体験は「なぜ、助けられなかったのか」という自責の念や多くの感情を体験する。そのような体験や感情を隊員同士で会話を通して話、発散することがデフュージングである。この仲間同士の体験や感情の共有を通じてより事故・災害を客観的に見れるようになる。消防隊員、警察官、自衛隊員などは常にkのようなストレスに遭遇する機会が多くなる。よって組織的にストレス・マネジメント対策が必要になる。さらに本格的心の治療ということになれば「デブリーフィングが必要となる。