みんながコロナショックでストレス状態にあるときにこそ大切にしたいカウンセリング的心。
共感的理解 (empathic understanding)
カウンセリングアプローチのどの学派でも共通して、カウンセラーがクライエントに示す態度でもある。この技法はロジャーズのクライエント中心療法の中心的な概念である。カウンセラーがクライエントの世界をそのまま 、あるがままに感じ取ることである。カウンセラーがクライエントと心の世界が一体感をもち、それをクライエントに伝えるよう努力する。クライエントは自分の心の世界をカウンセラーに共感されることにより、自分の内的世界を探求したり、自分の問題をみつめることができる。
受容 ( acceptance )
ロジャーズのクライエント中心療法の中でも重要な概念であるが、許容的雰囲気のもとで、クライエントの表す感情や考えを批判や評価せずにあるがままに受け入れることである。自分の価値観ではなく相手を理解するために、クライエントの話に耳を傾けるのである。これによりクライエントの自己開示が促進されるのである。
その他の技法
「繰り返し(言い換え)」、「明確化」、「支持」、「質問」等の技法を用いながら、リレーションを深めたり、問題の核心をつかむようにする。
お互いにイライラしている時こそ。人間関係の関係の中にカウンセリングを応用しよう。