ここ3月以は「コロナウイルス」対策で目まぐるしい日々が続いた。私だけではなくスッタフの臨床心理士の指導や健康管理、安全管理もしなくてはいけなかった。次々とアセスメントや対応の決断が求められる。自分自身が何を考え、なんのためにメンタルヘルスの仕事をしているのか問い続けられる。金のためなのか、自分のアカデミックな関心のためなのか、人のためなのか・・・次々と突きつけられる。一つ一つの決断に自分の仕事への思いが反映される。かっこつけるとすぐ化けの皮がはがれる。物事に対してはむずかしいことはわからないが、「素直、正直、誠実」にたいおうできればいい。かならずそうなるとは限らないが、その方向で臨床心理の仕事ができればいい」と思っている。総合心理教育研究所での部下の臨床心理士にも、そんな風に語っている