アフターコロナは上杉鷹山の治世に学ぶ。米沢藩名君は西洋よりも早く民主主義を取り入れ、民の窮乏を救った。秋田山形に旧家に行くと小屋、納屋、蔵があり生け垣には実のなる植物が植えられた。度重なる飢饉、洪水、厳冬から民をまもる知恵が溢れる治世をひいた。上杉鷹山はハイパーチェンジを予め予期し備えの治世を行った。東北の大飢饉にあっても米沢藩では死者を一人も出さなかったと言ういう。新型コロナウィルスのパンデミックで世界は変わった。在庫を持たないことが企業も個人も美徳であった。しかし、これからは、危機に耐えられる備えをしておかなければならなくなった。