新型コロナウイルス感染症と心のケアです。コロナは私たちの健康を大きく脅かすだけでなく心にも悪影響を与えています。国連でも「心のケア」を叫んでいます。このように突然のストレスによる影響を受けるのがPTSDです。総合心理教育研究所は阪神淡路、東日本、熊本地震など多くの災害にたいする心のケアをしてまいりました。今回の多くの企業様にオンラインで心のケアを提供しております。どうぞお申し込みくださいませ。
心的外傷後ストレス障害PTSD ( Post Traumatic Stress Disorder):
PTSD (心的外傷後ストレス障害)が取り上げられたのはDSM-Ⅲである。ベトナム戦争後のアメリカの兵士に、つらい戦争体験後も精神障害が続いたことからPTSDが考えられた。生死にかかわるような出来事(自然災害や事故、犯罪、戦争、あるいは最近では児童虐待やいじめ等のストレッサー)より発生する。症状としては侵入症状(つらい体験を想起したりするなど)、回避症状(出来事に関する場所や人を回避する)、解離( 出来事を思う出せない等)、過覚醒(集中困難、入眠・睡眠困難等)になること。フラッシュバックなどがでて日常生活に支障をきたすものを言います。PTSDの治療には、認知行動療法の1つでEMDR(Eye Movement Desensitation and Reprocessing : 眼球運動による脱感作と再処理法)がある。長時間エクスポージャー法(PE療法)災害時などに突発的に生じる心理的な問題に対する応急措置を、サイコロジカル・ファーストエイド(PFA:psychological first aid)という画行われます。