パーソナリティ樟害(人格障害ともいわれる)
人格障害はその人が所属する文化や環境の規範の適応から逸脱し、物事の受け止め方や感情が異なっているために、本人及び周囲が悩むことをいう。人格とは価値観や考え方が継続している状態をさす。われわれの考え方や行動は多種多様である。人の食べた茶碗でも別に食べるのが問題ない人、少し触っただけでも不潔に感じる人がいる。従って人の考え方や行動の基準を求めるのは難しい。小児期後期から思春期に起きてきて、成人期になって顕在化する。早期の人格障害の診断は難しい。DSM-5によれば人格障害はクラスターA群の妄想性人格障害,B群の反社会性人格障害、演技性人格障害である。
心理療法による問題の考え方や優越感の変容は難しいと考えられている。