よく見られる適応困難
燃え尽き症候群 (burnout syndrome):燃え尽き症候群とは心理学者のフロイデンバーガー
Freudenberger, H.)により提唱された症候群で、理想に燃えた熱心な医師、看護師、ケースワーカー等、対人関係の多いサービス業の人々が、仕事に熱心のあまり過剰に集中しすぎて燃え尽きるように無気力、作業能率の低下、対人関係の不調をきたす状態になることをさす。その他として拒否、サラリーマンアパシーシンドローム、途中下車症候群、無断欠勤症等は、職場の人間関係の軋(あつ)礫(れき)や業務との不適合、昇進への不安、セクハラ、パワーハラスメントなどのストレスによるものが多く、必ずしも精神疾患に起因するものが多いとはいえない。