2010年5月14日

ストレス管理士認定模擬テスト:抜粋の問題集でまだ未完成です。参考までに掲載しました。
【問1】働く人にとって大切なのは「働き甲斐」や「やる気」である。そんな意欲のある人に労働時間を削減したりすることはかえってストレスになってしまう。

改正労働法では、超過労働時間が月に100時間を超える労働者には一定条件の下に産業医の面接指導が義務付けられている。労働時間を削減することが健康上必要な場合もあるので、必ずしも「ストレス」になるとはいえない。よって答えは『×』です。

【問2】職場の人々の「心の病」を防止するためには、職場のリーダーがよくメンタルヘルスの本を読んで、部下に話し聞かせ、あまり会話をしないような部下には会話をするように説得することがポイントである。

厚生労働省のメンタルヘルスケア指針のセルフケアでもあるように、部下の相談には乗るようにしなければならない。その場合は、カウンセリングマイドで傾聴することが大事である。よって、「話をするように説得すること」ではなく、「部下の話に心を傾けて聞くこと」が重要になる。よって答えは『×』です。

【問3】職場の同僚が「うつ病」になって休職し、そして回復して職場復帰した。その同僚に「なるべく早く薬はやめて、一緒に努力しよう」「困ったことがあったら力になるのでなんでも相談してほしい」と話した。

「うつ病」の職場復帰後も、主治医の下で薬を服用しながら職場復帰するのが原則です。「薬もやめて」とお話しをすることは間違いです。よって答えは『×』です。

【問4】上司や同僚がお互いに支え合い、助け合うような職場には、実際メンタルヘルス不全の発生は少ないと考えられる。

さまざまな組織行動学やストレス研究において、上司や同僚がともにサポートする職場は職務上のストレッサーが緩和されて、メンタルヘルス不全の防止効果があるといわれている。よって答えは『○』です。

【問5】セルフケアとは、自分自身でストレスに気づき、ストレスをコントロールすることである。しかし、さまざまなストレスを受け止めるその人の認知の仕方によって、ストレス量が異なってくるので、最近ではこのストレスを上手にコントロールする方法である「ストレスコーピング」という考え方が出てきました。

ストレスの量はストレスにうまく対処できる適切なコーピングができるかどうかによって決定してきます。よって答えは『○』です。

【問6】職場で元気だった同僚が最近、欠勤・遅刻を繰り返し、仕事の能率が低下し、ミスも頻発しています。「大丈夫か?」と声をかけても「心の病なんかじゃありません」と答えます。最近では泣きながら「仕事に自信がなく、会社を辞めたいんです」と言います。とりあえず、このままじっと様子をみたいと思います。

元気だった人が急に不完全な労務の提供になった場合、その理由がどのようなことによるのか考えなければいけません。特にその理由が安全配慮義務に照らして医学的な原因によるものかどうか考えるために健康相談を勧めてみなければなりません。よって答えは『×』です。

【問7】厚生労働省が薦めている「メンタルヘルスケア指針」はセルフケア、ラインケア、事業所内医療スタッフによるケア、事業所外資源によるケアの4つのケアである。

4つのケアは正しいです。よって答えは『○』です。

【問8】日本ではストレスが増加し、メンタルヘルス不全として一番多いのが「うつ病」である。「うつ病」は30代の人には少なく、多いのは50代後半の人々である。

社会経済生産性本部の調査によると、ここ数年「うつ病」が多くなっている年代は「30代」で、40代、50代は少し減少している。よって答えは『×』です。

【問9】最近、パワーハラスメントで部下が「うつ病」になったりする事例が多くなっている。パワーハラスメントやセクシャルハラスメントの防止には、良好な人間関係や良い職場の雰囲気づくりなどが重要である。これには管理監督者のリーダーシップが欠かせない。

その通りです。よって答えは『○』です。

【問10】作業レイアウトの改善・勤務スケジュールの改善・仕事の負荷の軽減・休憩時間の確保等々は、管理監督者が推進することが求められている重要なメンタルヘルス対策である。

厚生労働省の「職場における労働者の心の健康づくりのための指針」(旧指針)及び「労働者の心の健康保持増進のための指針」(新指針)で、管理監督者に求められている役割である。よって答えは『○』です。

【問1】新任の課長になったAさんに少し年輩の部下がいる。いつも口数が少なく、この頃元気がないので心配です。どのように話しかけてみたらいいでしょうか。

1. お酒の好きな人のようなので、飲みに誘う。
2. 仕事の現状や自分の仕事のやり方、やらせ方について困っていることはないかと聞いてみる。
3. そのまま、本人が相談してくるまで様子をみる。
4. 医者に行ってみたらという。

【問2】うつ病に関する知識について
1. うつ病は、現在では脳のメカニズム障害と考えられている。
2. うつ病は上司や職場で心配しなくても自分で気付く***
3. メンタル不調がかならずしも「うつ病」とはかぎらない。
4. うつ病は40代以降にかかる病気で若い社員がかかることはない。

【問3】職場復帰に関すること
1. 職場の上司や同僚がかえって気をつかうので、周囲でサポートすることはない。
2. 医師の診断書で職場復帰可と出たら、そのまますぐに復帰させてもかまわない。
3. 個人情報保護法があるため、上司は部下の情報をいかなる場合も開示してはならない。
4. 大体の人は、職場復帰すると***良くなる。

【問4】優秀で元気だった部下が、最近、遅刻、欠勤をくり返し、そして仕事に自信がなくなった、会社を辞めたいと涙ぐんで相談にきた。
1. 君のような優秀な部下は、会社を辞めることはないと励ます。
2. 自分自身も若い時、同じようにやめたくなったので、そのときの経験を話す。
3. じっくりと話しを聞き、必要があれば専門家に相談することをすすめる。
4. 同情する。

【問5】厚生労働省の4つのケアのうち間違っているものを1つ選びなさい。
1. セルフケアとは、自分でストレスに気付くことである。
2. ラインケアとは、**監督者が部下の心の健康を守ることである。
3. 事務所内保健従事者によるケアとは、医師のみができる。
4. 事務所外社会資源によるケアとは、病院や産業精神保健センター等によるサービスをいう。

【問6】最近パワーハラスメントが問題になっているが、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントで正しいのはどれか。
1. パワーハラスメントで部下が「うつ病」になることはない。
2. 悪い部下を叱りつけるのは当たり前のことである。悪いことをした時怒鳴るのは当然だ。
3. 職場でパワーハラスメント教育をしっかりやって防止に努めなければいけない。
4. パワーハラスメントで「うつ病」になっても、労働災害になることはない。

【問7】管理職のメンタルヘルス対策で正しいのは。
1. 作業レイアウトの改善、勤務スケジュールの改善、仕事の負荷の軽減、休暇時間の確保等々は、管理監督者が**することが求められている重要なメンタルヘルス対策である。
2. 作業レイアウトの改善は、メンタルヘルス対策ではない。
3. スケジュールの改善はメンタルヘルス対策ではない。
4. 休憩時間の確保等々は、メンタルヘルス対策ではない。

【問8】職場の部下の「心の病」を防止するためにも、職場の上司がやることは何か。
1. 厚生労働省のメンタルヘルスケアの指針のラインケアでは、部下の相談に上司は乗らなければならない。しかし、仕事時は忙しいことを理由に断ってもいい。
2. ラインケアでは、相談にきた部下には、アドバイスをしなければならない。
3. 医者にいけという業務命令をすぐに出さなければならない。
4. カウンセリングマインドで聞く必要はない。