個人会員様の声|事例/実績|総合心理教育研究所 東京セリエセンター:メンタルヘルス対策・ストレスマネジメント

個人会員様の声

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Aさん/メーカー企画管理マネジャー、46歳

私は有名メーカーの企画部マネジャーでした。深夜まで残業するのが常態で、毎日一時過ぎの帰宅でした。途中立ち寄る居酒屋での一杯が唯一の楽しみという状況です。

先日、気の合う部長が転勤し、新部長が赴任したのですが、考え方が合わず、ついつい口論になってしまいました。飲酒が多くなり、産業医からはドクターストップがかけられているのですが止められませんでした。

私はこれまで、野心に満ち、生活を犠牲にして仕事づけの日々でした。日曜日にはゴルフとフィットネスクラブに通っていますが、「このままではいつか破綻する」という不安感が取れず、さらに夢中で動き回ってしまいました。朝の四時ごろに目が覚め、じっと寝ていられずパソコンに向かってしまうこともしばしばでした。血圧は150を超え、マッサージ通いが日常となっていました。「このままでは本当に心身がおかしくなってしまう」という危機感のもとに自主的にTHQコーピング・サービスを利用しました。

THQストレス診断では、ストレス受容性格として焦燥傾向が激しいことが指摘され、一年間、リラクセーション・トレーニングを受けました。腹式呼吸訓練、栄養の改善、コミュニケーションの改善というコーピングが処方されました。

しかし、飲酒習慣が取れずに苦労しました。どうしても飲酒を止めることができないので、ミルクをお猪口にいれて毎晩晩酌をするということも試してみました。二カ月間は断酒できたのですが、三カ月目に大酒を飲み、元に戻ってしまいました。しかし家族への思いという動機を忘れずに、根気強くコーピングを継続しました。コーピングはダイエット同様、失敗にくじけず続けることで徐々に効果が表れるものなのです。

職場から家庭へと気持ちを切りかえ、ワークライフ・バランスもとれて妻や子ども達と楽しく過ごす時間も増えました。結果的に、仕事の生産性を上げるためには、仕事に没頭する以外にも重要な点があることに気づいたのです。それは、リラクセーションをして鋭気を養うこと、そして家族とのコミュニケーションをとることでした。

Bさん/病院の看護師長、52歳

私の勤務する総合病院は古い体制の組織で、近代化が遅れていました。新任の院長は病院の変革のために立ち上がりました。もともと責任感が強い性格で、その院長から見込まれて、私は二年前に内科病棟の看護師長に昇格しました。深夜勤務を含めて病棟ナースは一三名の体制でした。夫はよく手伝ってくれましたが、私にとってストレスなのは部下管理と病院のIT化の波でした。管理職としての研修もなく師長となったからです。新しい仕事への適応のために多忙になり仕事と家庭の両立のため生活はめちゃくちゃなり、家庭の状況もひどいものでした。毎日朝食抜きの日々が続きます。

私は、病院で全員行ったTHQストレス診断の結果「正しく食べるという」コーピングを指導されました。朝食を毎日とったおかげで元気が回復し、体重も適正レベルに減っていきました。

Cさん/証券勤務、36歳

私は会社では「歩く生活習慣病」というニックネームで呼ばれていました。肥満、高脂血症、不整脈、腰痛を抱え、慢性的に疲労状態だったと思います。

職業柄、深夜までの仕事も多く、また業績が張り出されるなどストレスの多い中で、仕事が終わると、そのストレスを解消するためと称して、呑む、食べる、歌うという娯楽発散型のストレス・マネジメントにはまっていました。

最初の目標は「飲酒を控え、町の薬屋で買う事のできる睡眠剤を止める」ことだったので、私は一日にビール二本以上は飲まないと決めました。また一時間以上寝付けないときのみ睡眠薬を飲むと誓いました。不眠症と闘うため、「私は心地よく眠りにつく」「心臓病で倒れて病院で回復しつつある」と唱えたりもしました。

私は妻と話をして食事療法に取り組みました。相談担当の指示で、働きと関係のあるセロトニンやドーパミンのためにも、日々の食事療法が重要なことに気づきました。通勤時にもなるべく階段を利用しました。

四カ月目にはストレス・コーピングのためと開発されたバイオフィードバックの「THQカード」を使用しました。腹式呼吸法もすっかり習慣化し、朝までグッスリ眠れるようになりました。

六カ月目には、認知行動療法を自分なりに取り入れてみました。嫌な顧客として避けていたのが、自分の思い込みであることに気づき、かえってこの顧客が好きになり、今ではすっかり打ち解けて話せるようになりました。血圧も正常値となり、産業医からも誉められています。今では職場でもトップクラスの成績を上げられるようになりました。

Dさん/法務部所属、41歳

私は会社ではそれなりにいいポジションにいるのですが、毎日、会社に来ても職務満足は得られない生活でした。何のために働いているのか。いま一つ会社の業務に熱中できない自分がいました。このままで自分の人生は正しかったのだろうか、定年後の自分ははたして納得できるだろうかという思いがいつも心の中にありました。社会的には成功しており同僚からはうらやましがられていましたが、自分の仕事には全然満足できません。妻とは三年前に離婚しました。本音を話せる同僚や友人もいません。毎日がむなしく過ぎていました。

そんな時、私は会社で実施したTHQストレス診断を受けます。そこで私は、自分の働く目標や価値の明確化を求められました。そしてその中で、忙しさにまぎれて自分の楽しみや感情に気づくことを避けていることがわかりました。また、リスナー研修を受ける中で、人の話に耳を傾けること、心で聴くことの重要性を感じました。今までの自分は、部下に自分の意見を押し付けるだけで、部下の話や部下の感情に関心を示していなかったことに気づきました。

また、相手の心を傷つけずに上手に自分の主張を伝える訓練も受けました。今までは部下と話しはするものの、肝心なことはほとんどしゃべらず避けていたのです。仲間の間では、私の言葉と行動が一致しないこと、人に迷惑をかけても平気なことが、感情的にも問題になっていました。そこでまず、自分が言ったことは守る、守ったことは説明するということを始めました。例えば、約束通りの時間に到着して、受付で自分の予定を言うということです。いつもの悪い習慣に陥っているとみられるときは、同僚からふりかえりをしてもらいました。職場の仲間は、最初は自分の変化に対して懐疑的でしたが、変化が確固としたものであったので、みな自分の変化を信頼し、初めて共に仕事をすることを楽しみ始めました。しかし、四週目頃、私は軽いパニック状態になり、不安の中をさまよい始めました。これは、自分が重大な変化を遂げられると気づいたときにしばしば起きることです。「きちんとするにつれ、自分が退屈な人間になってしまうのでないか」と恐れたのです。

しかしそれも乗り越え、今までしっくりといっていなかった職場の仲間の話をよく聴くようになっている自分に気づきました。今まではずいぶんひどい嫌味を言って相手の心を傷つけていたのですが、相手の心を傷つけずに自分の意見を言うにはどうしたら良いか考えるようになりました。また影で人の悪口を言う、嫌な議論から逃げるなどは小さい頃から家族の間でもあったコミュニケーションの癖であったことに気づき、大いに改善意欲を高めました。

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